温泉の“雅”を知る

MASTERING THE "ELEGANCE" IN ONSEN BATHING

日本には、「礼節~レイセツ」という言葉があります。
簡単に言うと、みんなが気持ちよく毎日を暮らす為の作法や周りの人への気遣いのことで、
日本人が大切にしている精神の1つです。
日本では、礼節を大切にする人を精神的に成熟していると考え、
身分や性別・年齢にかかわらず高く評価をしています。
あなたも、正しい温泉の入り方を学び、礼節を持って入浴しましょう。

CHECK BEFORE BATHING 入浴前のチェック

  • check 01

    今の体調はどうですか?

    ONSENには、疲労回復や症状改善などの効果が医学的に証明されていますが、身体への刺激が強いものもあります。疲れがあるときや飲食後・飲酒後などは控える様にしましょう。

  • check 02

    タトゥーはありませんか?

    タトゥーが入っている人は、利用できない場合があります。事前に確認しましょう。

  • check 03

    大人は一緒ですか?

    子どもだけでの利用は危険です。必ず大人が一緒に入るようにしましょう。

PREPARATIONS FOR BATHING 入浴の準備

  • PREPARATIONS 01

    服を脱いで
    ロッカーに入れましょう

    服を入れるロッカーやかごを確保し、下着を含め服を脱ぎましょう。水着も不可です。利用できるロッカー・かごは1人で1つまでです。ロッカーは鍵がかからない場合がありますので、荷物は最低限にしましょう。

  • PREPARATIONS 02

    取り忘れはありませんか?

    錆びる場合があるので、アクセサリー類は外しましょう。

  • PREPARATIONS 03

    髪は肩に
    かかっていませんか?

    髪が肩にかかっている場合は束ね、お湯に入らないようにします。

  • PREPARATIONS 04

    のどが渇いていませんか?

    入浴前に、しっかりと水分補給をしましょう。

  • PREPARATIONS 05

    小さいタオルを
    1枚持ちましょう

    入浴するときのお守りです。必ず小さいタオルにしましょう。

  • PREPARATIONS 06

    カメラやスマホにも
    やすらぎを

    ONSENはプライベートな空間です。カメラやスマホは持ち込まないようにしましょう。

WHEN ENTERING THE BATHROOM 浴室に入ったら

  • ENTERING 01

    滑らないように注意を

    床が滑る場合があります。また、床がでこぼこしていたり、水たまりができている場合もあります。走らず、慎重に歩いてください。

  • ENTERING 02

    体を洗いましょう

    体を洗う専用スペースがありますので、体を洗いましょう。専用スペース以外では、体・髪を洗ってはいけません。

  • ENTERING 03

    タオル以外は置いて
    おきましょう

    湯船に物を入れることは禁止です。荷物は、邪魔にならない場所にまとめて置きましょう。

  • ENTERING 04

    声の音量は最低限に

    ONSENを最大限に楽しむため、会話は最小限にし、声は小さくしましょう。

WHEN IMMERSING IN THE BATHTUB 湯船に入ってみよう

  • IMMERSING 01

    掛け湯で
    ウォーミングアップを

    桶などで湯船のお湯をすくい、手足から徐々にお湯をかけていき、胸・頭までしっかり体を慣らしましょう。このとき、かけたお湯が湯船に入らないようにするのがマナーです。

  • IMMERSING 02

    ゆっくり入ってみよう

    お湯の温度が高い施設が多いため、体を慣らしながら徐々に湯船に入りましょう。熱いと感じても、水を入れてはいけません。体が慣れてくると、体が元気になるはずです。

  • IMMERSING 03

    タオルは入浴させないで

    みんなが気持ちよく使えるよう、心がけるのがONSENのルール。常に湯船を清潔に保つため、未使用のタオルでも、湯船に浸すのは厳禁です。

  • IMMERSING 04

    泳がない、潜らない

    湯船の中では、じっくりお湯に浸かることを楽しみましょう。騒いでいなくても、泳いだり潜ったりしてはいけません。顔や体をこすることも控えましょう。

  • IMMERSING 05

    まわりの音や風景を
    楽しもう

    ONSENの楽しみはお湯だけではありません。湯船に浸かると見える景色や、浴室や外から聞こえる音などを五感を研ぎ澄まして感じてみましょう。とても清々しい気持ちになるはずです。

  • IMMERSING 06

    適度に休憩しよう

    汗がほどよく出てきたら一度湯船から出て、休憩をしましょう。ただし、浴槽のかまちに寝そべってはいけません。
    水分補給をこまめにし、1日の入浴は2~3回までに控えると体調の変化が起こりにくいです。

WHEN COMING OUT OF THE BATHTUB 湯船から出たら

  • COMING OUT 01

    体の水分を拭き取ろう

    持って入ったタオルを使い、体の水分を軽く拭き取ってから脱衣所へ行きましょう。温泉の効果を持続させるため、あまり強く拭き取らないのがポイントです。

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